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横浜ホームで活動中のCUTTER TEAM     チーム方針 【 だましだまし行こうぜ! 】

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【第26回四日市港カッターレース】

艇指揮、右舷をやっております、鱸です。

横浜大会より3ヶ月、今年も四日市カッターレースの時期がやってきました。

私は3回目の四日市大会になります。

思い返せば2年前の夏、初めてカッターレースの大会に参加したのがこの

四日市港カッターレースでした。

ではでは、1日目から振り返ってみたいと思います。

「初日」

四日市へは毎年車で遠征をしているのですが、今年は某エログランドでの遠征である。

廃エースと比べると運転もしやすく、車内設備が充実しているのもいい所。

(ナビ無しなので要携帯ナビ)

運転は私鱸と、重さん。


道中渋滞もあまりなく、浜名湖で休憩。


J-POPばっかり流れるので長渕剛に聞き入るムッシュ氏




四日市に到着し、ホテルへのチェックインを済ませると毎年恒例の四日市のお祭りの音が聞こえてくる。

前夜祭まで時間があるのでお祭りへ繰り出すことになった。

商店街や公園などに全体的に出店が並んでおり、結構規模の大きなお祭りで、私自身
まじまじと眺めたのも初めてである。


きゅうりの1本漬けを食す



お化け屋敷とムッシュ氏
(艇長と入ってぎゃー!ぎゃー!と叫び声がスピーカーから流される)



シロップかけ放題のかき氷(たむG)

(筋肉隆々の腕とのギャップ)


獅子舞


太鼓



大入道とムッシュ氏


見回ったのは1時間ほどだが、充分すぎるほど四日市祭りを堪能できた。

個人的にもう一回来たいと思ってしまった。

日も暮れて、前夜祭の時間が近づいてきたので会場へ移動する。

会場は哈爾濱(ハルビン)。


MMの林さんが手配してくれたお店だ。

懐かしいというか、一年ぶりなあのお店。

ずーっとハルピンだと思っていたら実はハルビンだったという。

「カッターは祭りだ!」と猛烈にかたるたむG。


確かに、と思った。

カッターという名の神輿を担ぐ、と。

カッターレースに回頭があるように、神輿担ぎにも回頭があると

実際にさきほど祭りを体験し神輿をみたから尚更うんうん、と思ってしまった。

右舷の結束?


そんなこんなで前夜祭も終わり、2次会へ行くメンバーと明日に備えて就寝組に別れ

私は過去に寝坊をやらかしているので早々とホテルへ戻り就寝。

「2日目」

今年も全員寝坊せずに準備完了かと思いきや

朝食を食べ損ねた人



今年もGMが素敵な旗を用意してくれた。

てぃあいてぃぺでぃあにもあるがここにも記載する。

An exact matchless commander : Suzuki-鱸-
⇒正確な無比の指揮者=正確無比な艇指揮
THe magician of a turning round : Ikawa-酔張-
⇒回頭の魔術師
A large-size furoshiki is a sake of a team : Fujisawa-腰痛-
⇒大型のfuroshikiはチームの目的です=大風呂敷はチームのためさ
It still is not convinced for itself : Uematu-殺-
⇒それはまだ独力で確信していません=まだまだ自分自身納得してねー
The strongest backer in history : Tamura-G-
⇒史上最も強い後援者=史上最強の助っ人
make it random, captain! : Yamada-CAP-
⇒それをランダム、キャプテンにします=いいかげんにしろよ、キャプテン!
A heavily perspring soul singer onboard : Matsuura-Monsieur-
⇒極度に発汗するソウルミュージック歌手が搭載されてます=船上の汗かきソウルシンガー
not finish with the weight which offen exists : Matsuo-重-
⇒しばしば存在する重量で終了しない=そのへんにある重りじゃ終わらねーぞ

どれもかっこいい言葉である。

テント設営して休憩


今年も健康診断を受けるムッシュ氏


勉強熱心な腰痛氏


これ飲んで気合いれます!


今年も激暑な四日市



そして大会当日、レースは11レース目。
組み合わせは以下の通り。
1コース Six Legendary
2コース CKファイターズ
3コース ピエロ。
4コース T.I.T CUTTER CLUB

我らがT.I.Tは4コースで一番岸壁に近いコース。
つまり観客に一番近いのでかっこいいところも見てもらえるが、
ミスをすると一番目立つのも事実。

作戦はスタート→ダッシュ40枚→回頭前に5枚で調整
   回頭後ダッシュ30枚、、、(だったかな)


予選のメンバーは
艇指揮:腰 艇長:酔
 5 :鱸 6 :殺
 3 :G 4 :尻
 1 :ム 2 :重

レース前はちょいちょい緊張してトイレに2回くらい行き、
Gと一緒にクイーン四日市もがっつり見る。


レースにあたり、個人的に一番気をつけなければ、と思っていたのが櫂のきせ巻きの部分。
このきせ巻きの部分がシリコンだかシーラーだかで防水加工してあり、これが滑るのだ。
昨年は予選を1番で漕いだのだが、他の参加者にここが滑ると聞いており、のっけから
大丈夫かな、とかなり不安な中のぞんだレースで、案の定漕ぎづらく、さんざんな漕ぎを
してしまった苦い思い出がある。

今年はそんな経験を活かし、キャッチをいつも以上にしっかりできるよう心がけた。
ポジションも昨年とは打って変わり、1→5へ。今までは1が一番しっくりきていた
つもりであったがいかんせん体重が軽いので1には不釣合いで隣の重さんとの体重的なバランスも悪かったと思う。

そこで今年は体重的にもバランスの取れる殺さんの隣の5へ。
メンバーからも5が一番合うと思う、とのことだったので奮起し、5へ移籍を果たした。
5は個人的に一番漕ぎづらいと思っていたポジションだったのだが、なんとか四日市までに形にできたと思う。

そんなこんなで予選のレースが近づいてくる。

四日市はスタート位置まで自分たちで漕いでいくか、曳航してもらうかなのだが
ちょっとでも漕いで感覚を掴みたいので、ここは自分たちで漕いでいく。


ダッシュを少しやり合わせていく。
今年は櫂もつるつる滑らず漕ぐことができそうだった。

スタートブイに4艇が付いて微調整をする。

腰さんの前へと共に、ダッシュが始まる。
思っていたより緊張はしていなかったので往路は楽に漕ぐことができた。
(力は抜いてません)
回頭に差し掛かり右舷のみになって重くなるのだが、艇が傾くのでいつも回頭は漕ぎづらい。
案の定1本目を外してしまったがすぐに立て直し、回頭を続ける。
(外してしまって申し訳ないです...)

回頭後、再度ダッシュがかかる。
20枚くらい漕いだあたりで段々ときつくなってくる。
残り15枚くらいはあったのだが4~5枚ちゃんと漕ぐことができなかった。

そしてゴール。
結果は…

1コース Six Legendary 3’05”97
2コース CKファイターズ 4’43”80
3コース ピエロ。 3’02”31
4コース T.I.T CUTTER CLUB 2’48”67


で見事1位。

タイム表の前で歓喜した。
そしてなんと予選1位通過。
横浜大会に続き予選1位通過をまたしてもすることができた。

そして決勝へ向けて英気を養うために冷房がキンキンに効いているお店を求め、蕎麦屋へ。
キャプテンの指示によりムッシュ氏は油を補給禁止に。
(昨年度の過ちを繰り返さないため)

お腹もちょうど良く膨れ、体力を回復し、決勝戦へ備える。
コンビニで買っていた“モンスター”で乾杯し各々気合を入れる。

決勝戦のメンバーは
艇指揮:鱸 艇長:酔
 5 :腰 6 :殺
 3 :G 4 :尻
 1 :ム 2 :重

艇指揮と5が交代しただけだが、このメンバーが横浜を制したいわゆる“レジェンド
である。

決勝の組み合わせは
1コース 平成丸
2コース アンカーアップA
3コース T.I.T CUTTER CLUB
4コース KOBE919

非常に濃い顔ぶれである。

ここで勝っても素直には喜べないのが四日市大会。
全体で1番のタイムを出さなければ優勝はできないのである。
が、予選を1位で突破している。
予選は完璧じゃないと各々が感じているので予選以上を出せば優勝できる。
と感じていた。

他の決勝戦5レースが終わり、ついに自分たちの番がやってきた。
作戦は予選と同じ。

乗艇し、スタート位置へ向かう。


「各艇その位置」


この言葉が流れると一番身が引きしまる。

私の「前へ」の掛け声でダッシュが始まった。

往路は順調で、40枚ほどダッシュしたあとに4枚で回頭へ入る。

そして回頭を終え、あとは帰るのみ。


ここからが地獄だった。


午前中と潮の流れが真逆になっていたのだった。

つまり、復路は潮の流れに逆らって漕がねばならない。

ダッシュ40枚ほどでゴールできる計算だったが、40枚漕いでも全然着かないのである。

漕いでも漕いでも中々進まない。

次第に皆の顔が、漕ぎが崩れていく。
艇指揮、艇長の声もほとんどかすれて何をいっているのか分からないほどだった。

声をかける側としても非常に辛そうな顔を見ながら「まだ!まだ!」
と言うのは非常に辛かった。

そしてゴール。
私の位置からだと1コースの平成丸に完全に挿されたと思っていた。

陸に上がり結果を聞くが、表彰式まで優勝は分からない。

表彰式が始まり、下位から順に発表されていくのだがとても気が気じゃなかった。

発表のしかたがみのもんたみたいなのだ。

間が空いて非常にドキドキする。


終いには発表者も笑い出す始末。

「3位!KOBE919!」
残ったのは大阪を制した平成丸と横浜を制したT.I.T。











「2位!平成丸!」
と発表された時点でT.I.Tの優勝が確定した。


夢の連覇である。


高校野球で春夏連覇といえばとてつもない強豪だが、横浜、四日市の連覇は
それに近いものがあるのではないだろうか。

昨年度のデータと見比べると見違えるように早くなっている。

2012年
予選
4コース T.I.T CUTTER CLUB 3’38”89
決勝
2コース T.I.T CUTTER CLUB 3’30”21

2013年
予選
4コース T.I.T CUTTER CLUB 2’48”67
決勝
3コース T.I.T CUTTER CLUB 2'56"07

42秒も縮めることができている。
それに、今年の予選のタイムはコースレコードなのではないだろうか。

横浜のレコードも塗り替えて、四日市も塗り替えた。

が、課題も沢山残った。
決勝で自分たちの限界を見たこと。
ひたすらダッシュでばててバラバラになったこと。
まだまだ体力が足りないと自覚した。


そしてクイーン四日市の方々と写真を撮ったり





四日市名物の「なが餅」を買い


横浜へと凱旋するのであった。

コンビニで大量の酒を買い込み、恒例の帰りの酒盛りが始まる。

3回目の四日市の帰りだが、今年が一番凄かったと思う。

後部座席がまるでディスコなのだ。

ライトが付いたり消えたり。


そして泥酔するキャップ。

「あれ、どこかSA寄ったの!?」

静岡県を通った記憶が無いというから驚きだ。

愛知県を抜けたあたりから静かになり、元気になったのが神奈川県、

静岡県と言えば道中でもかなり距離がある。

(すみませんあまりにも面白かったので書きました)



ともかく、連覇できたことは本当に嬉しかった。
3年目の自分がこんなに嬉しいのだから他の諸先輩方はとてつもなく嬉しかったと思う。
が、まだまだ満足できる漕ぎで優勝できたわけではないので、これで満足せず
来年もまた優勝できるよう、精進していきたいと思う。

                            2013.08.04 鱸
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無題
良かったねぇ♪
なめこ 2013/08/21(Wed)00:14:01 編集
無題
良かったねぇ♪
なめこ 2013/08/21(Wed)00:31:21 編集
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